2018年5月28日月曜日

Momo Stunde

今「モモ」のwikiを見ていたら、1973年刊行でした、同い年!

昨日は息子とお弁当持参でおばあちゃんのところへ。
大変喜んで息子をかわいがっていただけました。
息子も気を遣って遊べる。おおきくなったなぁ。

さて、昨日は和綴じの冊子をみせてもらいました、
おばあちゃんが若かりし頃第二総軍の作戦を結婚退職?にあたって贈られた寄せ書き2冊。
1冊は上官からのもの、小さめの2冊目は同僚からのもの。

1冊目筆頭は終戦時の高級参謀。送辞と記名と花押。
いや、さらさら聞かされましたが「高級参謀」の言葉ひとつとっても、現在はwikiに記載されているから分かったことであってやはり73年前(祖母23歳)ははるけき昔。

「戦後自衛隊の上の方へ行った方もあれば、『自分は戦犯だから』と、引き合いがあっても会社の守衛さんで一生を通した方もあって、それぞれ。もうわたしだけになった。」

2冊目は書式は一様ではなく、わたしでは判読困難でした。おばあちゃんによると「女の人はわりに気楽だけれども、男の人は先を憂いて悲壮よ」
そんな悲壮な送辞の書き起こしが「いつも可愛い笑顔で」「貴女のにこやかなたたずまいが」といった賛辞で…社交辞令?マドンナ?
肝心の本文、ざっと読んだ印象は悲壮を通り越して、まともではいられなかったのだろうなぁ…という印象でした。ピカドンどころか「パンペロ」と呼び習わしていました。

おばあちゃん、saneに長生きしてくれてありがとう。